チューニングとは高効率化
ガソリン車が走るうえで、ガソリンと空気の比率・点火タイミングはシビアなバランスで成り立っています。エンジンに対し、出力・燃費・排気ガス、すべての項目で最適な状態にしなければなりません。一般的にはガソリン1に対して空気14.7の割合が理想とされています。
しかし、この割合は通常の街乗り時のデータであり、スピードを出す高負荷時においては、ガソリンと空気の割合は変化させなくてはいけません。高負荷時においてチューニング車とノーマル車の比較をすると、チューニングを施した車の方が当然負荷が高くなり、よりガソリンと空気の比率、点火時期が変わってきます。
車が最適な状態を維持するために。
チューニング車にも関わらず、ノーマル車の様な空燃比、点火タイミングのままではエンジンの能力を最大限に引き出せないばかりか、最悪ブローを引き起こす可能性すらあります。そこで、チューニングエンジンの最適な状態を維持するために、エンジンが最も燃焼しやすいガソリンと空気の比率の調整に必要なのがサブコンピューターです。
サブコンピューターとは?
サブコンピューターはガソリンと空気の比率の調整に重要な役割を果たしています。吸入空気量を基準にガソリンの吐出量を増やし最適な点火タイミングを計り、燃焼させるように補正することで高出力を得ることができます。
また、高負荷時に燃料が多すぎる場合には、ガソリンの吐出量を減らすように補正することで高出力を実現させます。この様に、サブコンピュータはチューニングエンジンを最適な状態し、性能を最大限に引き出す役割をしています。
スロットルコントローラーとは?
スロットルコントローラーは、電子制御スロットル搭載車のアクセルレスポンスを制御する電子パーツです。
「電子制御スロットル」は、従来からの機械的な「ワイヤー式スロットル」と比較して部品点数を少なくできるなど 多数のメリットが
ある最新技術ですが、ドライバーの意図したアクセル操作が燃費改善のためにコンピューターにより制御され、 そのままスロットルの開度につながっていない場合も多くあります。
この「ドライバーの意図しないレスポンス」は、時にドライバーには大きなストレスとなることがあり、「発進がもたつく」、「スムーズに発進・加速しない」、「パワーはあるはずなのにクルマが遅く感じる」といった印象になることも多くあります。
レスポンスがもっと自由に。
自動車の持つポテンシャルを最大限に引き出す。
そのレスポンスを自在にコントロールできるのが、スロットルコントローラーシリーズです。
発進時のアクセルレスポンスをアップさせることで、まるで排気量アップをしたかのような加速感が得られる 「スポーツモード」から、純正よりもさらにマイルドに変化させることで、燃費の向上も狙うことができる 「エコモード」といった複数のモードから自由にモードを選ぶことができます。
「アクセルポジションセンサー」にカプラーオンで装着する手軽さと、体感度抜群のレスポンスにより 自動車の持つポテンシャルを最大限に引き出すことができる、注目の電子パーツです。